【絶景の撮影場所】関東平野の全景を写真撮影する方法

茨城の穴場―稲がすくすく育つ初夏に、見渡す限りの田んぼの写真を撮りにいこう!
I visited the Kanto Plain, one of the Japan’s largest rice-producing area — the landscape of heart for many Japanese people.
「関東平野の全景を一望する」、というと、東京の人は、渋谷スカイからの一望を想像するかもしれませんね。もちろん高層ビルの高層階から見える、遠く広がる建物の連なりも「関東平野」ではありますが。
今回取り上げるのは、稲が植えられている田んぼが広がる「関東平野」です。

茨城で見る関東平野
はじめて茨城県石下を訪れたとき、目の前に広がる田んぼのスケールの大きさにびっくりして、圧倒されました。
それからずっと、「あの広大な田んぼの写真が撮りたい。。」と思い続けてきました。
思い焦がれて20年以上。
昨年、ようやくその願いが叶い、関東平野の写真を撮りに行くことになりました。
諸事情により私は車の運転ができなくなってしまったので、公共交通機関を利用していきます。
茨城の場合、車の移動でないと不便なところがほとんどなのですが、たまたまこの関東平野の撮影は、電車で行ける範囲のスポットでした。
なのでもしこれを読んでいる方の中に興味がある方がいれば、お役に立てるかもしれないと思い、記録として残すことにしました。
関東平野の全景を撮影する方法
ある方から、「「常総市地域交流センター(豊田城)」から見える関東平野が美しい」との情報をいただきました。
こういう地元ならではの情報はたいへんありがたいんです。
同センターは城のかたちをした地域交流センターで、最上階の7階展望室からの眺めがすばらしいとのこと。展望台は高さ48.5mで、周囲に高い建築物がまったくないことから、遠くまで見渡せるそうです。
ある晴れた6月の週末にさっそく向かってみました。
JR常磐線に乗って、JR取手駅で関東鉄道常総線に乗り換え。
地域交流センター石下駅から徒歩約10分です。
車で行く場合は、以下のアクセス(「交通アクセス」を参照)をご覧ください。
アクセスについて
石下駅から10分ほど歩くと、真っ白なお城が現れました。

常総市地域交流センター

天守閣としては大阪城に次ぐ高さ(48.5m) を誇ります。
こちらは天守閣風の建物であり、本物の城ではありません。
石下町は平将門ゆかりの地で、かつては豊田城を擁していたことから、町内に地域交流センターをつくるときに、天守閣をかたちどった建物にすることにしたそうです(ただし実際の豊田城には天守閣はありませんでした)。
天守閣としては大阪城に次ぐ高さ(48.5m)だそうです。
館内には図書館、歴史資料の展示室などがあります。
6階展示室では、常総市出身の作家、長塚節に関する展示が見られます。
エレベーターで7階まで上がり、展望室に向かいます。
展望室の屋外のバルコニーでは、360度全方向の風景を眺めることができました。

茨城が関東有数の穀倉地帯であることを 実感させてくれる風景です。

写真には写っていませんが、筑波山がまぢかに見えるロケーションです。

よく晴れた日には遠く東京スカイツリーまで見えるそうです。

ドローン撮影ができる方なら、豊田城を訪れなくても、上空から自由に関東平野を撮影できるかもしれませんね!
私もいつか挑戦してみたいです。
まとめ
四方の視界をさえぎるものがない、という風景は、首都圏に住んでいるとなかなかめぐりあえません。
豊田城にのぼって、日本最大の平野、関東平野を見下ろして、初夏のきもちよさを味わってみませんか。
日本は美しい。