【インスタ映えスポット】未来心の丘。

瀬戸内海は生口島にある大理石の庭園。
まるでギリシャみたい!!

“The Hill of Hope” is a marble sculpture garden.

The white pure marble was imported from Italy.

The work was designed by Kazuto Kuetani, a renowned marble sculptor from Hiroshima.

光明の塔、安らぎと力の腰掛け


瀬戸内海はしまなみ海道尾道に近い側にある、生口島(いくちじま)

「瀬戸内レモン」の産地として有名な島です。

生口島は、なんと国産レモンの約4分の1を生産しているそうです!!


この小さな島に、まるでギリシャみたいな大理石のまっ白な丘がある――。

数年前に訪れた友人に教えてもらいました。

「いつか絶対に行ってみよう!」――心に誓って数年が経ち。


この大理石の白い丘、実は、お寺の敷地内にあるんです。

お寺は耕三寺といいます。

地元の有力者であり実業家である耕三寺耕三氏が母への感謝を表すために建立した、浄土真宗本願寺派の寺院です。

別名「母の寺」ともいうそうです。

入館料/入場料は大人1,400円(税込み)(「未来心の丘」と共通)。


日光東照宮の陽明門を模したという考養門は豪華です。

考養門をくぐると美しい芍薬がお出迎え(5月)


耕三寺 本堂


ほかにも平等院鳳凰堂を模した本堂など、小さな島の寺院にしては、かなり意欲的な造りとなっています。


五重塔


救世観音大尊像





寺院を奥に進むと、「未来心の丘(読み方は「みらいしんのおか」)」の入り口が現れます。


一面に広がる真っ白な大理石は、まるでエーゲ海にやってきたよう。

夢中でカメラのシャッターを切ります。

光明の塔


安らぎと力の腰掛け

風の四季


大理石は広さが5,000平方メートルに及ぶそうです。

ばらばらに置かれたように見えますが、この大理石のひとつひとつがアート作品。


制作を担当したのは、国際的に活躍する広島出身の彫刻家、杭谷一東氏です。

大理石はイタリアで採掘され、コンテナ船でこの島まで運ばれてきました。

全部合わせると重量はどれくらいだったんでしょう…。ここまで運んでくるのは相当大変だったはず。


「未来心の丘」の一角には、大理石で造られた、すてきな白亜のカフェがあります。

この「カフェクオーレ」の建物も、杭谷一東氏の作品です。

まぶしいほど白い庭園とは対照的に、店内は涼しくて落ち着いた佇まい。

ピザやバケットなどの軽食も注文できます。ランチにどうぞ。

カフェの店内から庭園を眺める

こちらの窓からは瀬戸内海が見えます


瀬戸内海と生口島は、日本のエーゲ海でありサントリーニ島なのかもしれません。

イメージ的にも共通するところがありますね。


「未来心の丘」から近い観光スポットには以下があります。



目にまぶしい白亜の庭園を眺めていたら、ここでウェディングを挙げたくなるカップルがいるのでは。。と思ったら、実際にフォトウェディング・サービスを提供している業者さん、いくつかあるみたいですね。

さすが目を付けるのが早い(笑)。




「未来心の丘」

詳細のアクセスについては以下をご覧ください。

私たちは、生口島の観光案内所で借りたレンタサイクルで行きました。

観光案内所及び島の入り口(瀬戸田港)からは徒歩10分、自転車で約3分ほど駐輪スペースは数台分しか見当たりませんでした。当日は祝日で天候もよく、観光客が多かったせいか、みなさん駐輪には苦労されていたもよう。。




日本は美しい。



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