お墓、どうする? 草刈正雄さんのCMが評判を呼んだ、アフターライフレジデンス南麻布「了聞」を見学してきました

【永代供養のできる都心の納骨堂がいま人気】いずれは将来に自分たちが入るお墓を探さないと。まだ早い、だけど漠然とそう考えている人、多いと思います。近年では、お墓のかたちやあり方もさまざま。近年注目されている「都心の納骨堂」ってどんなところ? 地下鉄広尾駅から3分の好立地にあるアフターライフレジデンス「了聞」で、「お墓の新しいかたち」を垣間見せていただきました。

都会的なイメージの、利便性の高いお墓に憧れて
アフターライフレジデンス南麻布「了聞」は、俳優の草刈正雄さんのテレビCM(2021年放映)ですでにご存じかもしません。
従来の「お墓」「お寺」といった伝統的なイメージとは異なる、都会のおしゃれなイメージのコマーシャルです。
実は「都心の納骨堂」に関心をもったのには、理由があります。
一昨年に親友を亡くし、彼女のためにご遺族が選ばれたのが、この「都心の納骨堂」でした。
法要のときや、週末や会社帰りのお墓参りなど、何度か利用しました。
そして、その利便性と使いやすさに驚きました。
これまでの「お墓」とはまったく異なるものだったので。
こういうお墓も、なかなかいいなー。
遠くのお墓よりも近くのお墓
遠くのお寺のお墓に入るよりも、訪ねやすいから、家族や友人がもっと頻繁にたずねてくれるだろうなー。
「遠くの立派なお墓よりも、近くの便利なお墓」だよね、やっぱり。
そう感じたことがきっかけで、このたび「了聞」を訪ねてみることに。
ちなみに「了聞」は「近くてさらに立派なお墓」なので、すべてを兼ね備えたお墓といえます。
納骨堂ってどんなところ?
ここで「納骨堂」とは何か、軽くおさらいしてみましょう。
近頃耳にするようになった納骨堂。
この納骨堂で最新のタイプのものが自動搬送式です。
自動搬送式納骨堂は、都内などの大都市圏に少しずつ増えてきています。
お墓の敷地面積が狭くてもつくれるので、都市部の寺院が導入しています。
このタイプの納骨堂は、建物に入ると、受付でICカードを渡されます。
参拝屋もしくは参拝スペースに入室したら、カードを指定された場所にかざします。
するとドアがさっと開き、目の前にお墓が現れます。
このお墓には、「厨子(ずし)」と呼ばれる箱に入れられた遺骨が自動的に運ばれてセットされているのです。
これが厨子です。

お墓もずいぶん近代的になったものです。
東京をはじめとする都市部では、このタイプの納骨堂が徐々に増えています。
高齢化社会で、高齢者の数は増えているのに、お墓の数はそれに追いついていないためです。お墓を建物化、高層化することにより、収納効率アップを図る必要性があるのです。
了聞を選ぶとこんなメリットが
それでは、アフターライフレジデンス南麻布「了聞」を選ぶと、具体的にどんなメリットがあるのでしょうか。
アフターライフレジデンス南麻布「了聞」を選ぶメリット
駅から近く、利便性が高い
夜遅くまで利用できる
手ぶらで参拝できる
施設が高品質でステータス感、法要を行うときに安心、信頼できる
永代供養が可能
宗旨宗派を問わない
都内でも有数の寺院が運営母体
大手企業が運営を行っているので安心
契約者を生前から手厚くサポート
駅から近く、利便性が高い
「了聞」は、地下鉄日比谷線広尾駅から徒歩3分。
都心の名だたる高級住宅街にあります。
たとえば会社帰りやほかの用事のついでになど、気軽に参拝できるロケーションは魅力的です。
夜遅くまで利用できる
「了聞」は、夜21と、夜遅くまで開いています。
退社後に立ち寄れるのは便利ですよね。
手ぶらで参拝できる
供花、線香を持参する必要はありません。
参拝室には季節に合わせた生花が用意されています。
何かのついでに手ぶらで参拝することも可能です。
参拝に予約は不要で、8:00-21:00の間なら直接行けます。
施設が高品質でステータス感、法要を行うときに安心、信頼できる
これは実際に見ていただけるとひとめでわかるはず。
「了聞」の館内に一歩入ったら、「ここは高級ホテル?」と思うはず。
それもそのはず、落ち着いた空間を創り出すため、選び抜かれた素材や家具が使われているのです。
たとえば、参拝室の壁には庵治石(あじいし)や竜山石(たつやまいし)が使われており、日本を代表する建築家が館内のデザインを手掛けています。
ご遺族が利用するためのラウンジのソファは、イタリアのカッシーナ・エスクーシ製。
安心してご遺族を招いて法要を執り行うことができる、高品質な空間です。
永代供養が可能
これは大切なポイントでしょう。
昨今では独身者も多いですし、結婚している世帯でも、後継ぎがいないケースはままあります。
これらの人にとって、そのお墓が永代供養してくれるかどうかは、最も大切なポイント。
永代供養とは、寺院が家族の代わりに遺骨を守って供養を末永く行ってくれること。
「了聞」なら、永代供養が可能です。
宗旨宗派を問わない
「了聞」の母体となるのは、瑞華院(ずいけいん)という浄土宗のお寺です。
浄土宗ではありますが、「了聞」ではどんな宗派の方でも受け入れてもらえます。
浄土宗への改宗も、檀家になることも、求められません。
なので、幅広い層にご利用いただけます。
都内でも有数の寺院が運営母体
「了聞」の運営母体は瑞華院(ずいけいん)です。
瑞華院は芝公園の増上寺の子院です。
大手企業が運営を行っているので安心
株式会社了聞は、中部電力グループ子会社の株式会社日本エスコンが出資した運営会社です。
株式会社了聞は、瑞華院(ずいけいん)より販売管理をすべて任されて行っています。
東証1部上場の大手企業が運営を手掛けているので、体制面でも資金面でも安心ですね。
特にお墓は家族や自分の死後もずっと存在しつづけるべきもの。
なので、「永続する」ものであることが大前提です。
大手企業のグループ会社であれば、信頼できます。
契約者を生前から手厚くサポート
「了聞」は、利用者を、死後だけでなく、生前のうちから手厚いサポートを提供することをポリシーにしています。
たとえば2月には桜の花見イベントを主催といったように、四季折々の催しを開き、契約者さまや近隣の方にご参加いただくことで、お墓の提供以外のつながりを育むことを大切にしているそうです。
「了聞」の料金は、どうなってる?
次は、アフターライフレジデンス南麻布「了聞」の価格体系について、ご説明します。
料金は、参拝室のタイプ(広さ、グレードなど)に応じて、3種類用意されています。
参拝室はすべて完全個室です。
最も料金が安いタイプは「霽月(せいげつ)」で、料金は192万円です。
料金プラン | 永代使用料(1回のみ) | 護持会費(毎年) |
心月(しんげつ) | 400万円 | 4万円 |
令月(れいげつ) | 250万円 | 2.5万円 |
霽月(せいげつ) | 192万円 | 2万円 |
永代使用料は、契約後に最初に支払う料金です。
「了聞」に納骨するための権利金のようなものだと考えてください。
護持会費は毎年くりかえし払う年会費です。
それぞれのタイプの価格には、以下が含まれます(全タイプ共通)
永代使用権
お墓が承継されている限り利用できる権利です。
永代供養
承継者がいない場合でも、永代にわたり供養してもらえます。
銘板彫刻
家名や家紋、希望の文字などを彫刻してもらえます。
ご遺骨収蔵厨子
遺骨を末永く守るために劣化しにくく強靭な材質となっています。
参拝カード4枚
希望に応じて追加も可能です(別途費用がかかります)。
フォトディスプレイ
参拝口には遺影や戒名を表示できるディスプレイがあります。
遺書動画サービス
大切な人に向けて動画で残すという遺書サービスを無料で利用できます。
「了聞」って、こんなところ
説明はこれくらいにして、「了聞」がどんなところなのかを見ていきましょう。
まずはアクセスから。
アフターライフレジデンス南麻布「了聞」は、東京都港区南麻布にあります。
地下鉄日比谷線広尾駅から徒歩3分の好立地。
駅から近いのが特徴です。

地下鉄広尾駅4番出口から地上に出たら、外苑西通りを左手に進みます。
徒歩3分ほどで「了聞」に着きます。
「了聞」のそばにはアパホテル西麻布もあるので、ご遺族が宿泊込みで参拝に来る場合は便利な立地です。
ほかに近くには広尾学園中学校・高校、聖心インターナショナルなどの学校や、日本赤十字センター、広尾ガーデンヒルズなどがあります。
「了聞」の建物の外観はこんな感じ。
これを見て納骨堂、お墓と思う人はいないのでは。

建物の中に入ります。

こちらはエントランス。

ちなみに、ここからは、写真については、明るさは若干変えています。
実際の「了聞」は故人が眠る納骨堂なので、もっと暗めで落ち着いた雰囲気です。
そのままブログに掲載すると、写真が暗めで見づらくなるので、ここでは若干明るめに加工しています。
こちらが受付。コンシエルジュが常駐しています。
背後の壁は庵治石(あじいし)。
お墓というよりは、まるでラグジュアリーホテルのよう。

受付やエレベーターホールには、玄武岩が使用されています。

それぞれの参拝室には名称が付いています。
こちらのスペースは「淡月(たんげつ)」。
カードをかざすと、ディスプレイに遺影や戒名が表示されます。

館内の壁には美濃焼きが使用されています。

こちらが先に説明した「厨子(ずし)」。

中に遺骨が納められます。
写真にあるのは大きな骨壺(7寸壺)と小さな骨壺(4寸壺)、遺骨を納めるための骨袋と骨箱。
希望のものを選べます。
厨子には大きな骨壺(7寸壺)なら2霊、小さな骨壺(4寸壺)なら8霊まで収納できます。
一般には関東では大きな骨壺、関西では小さな骨壺を使うそう。
最近はケースタイプの骨箱も人気だそうです。
次に、契約タイプごとに参拝室をみていきましょう。
スタンダードの契約タイプ「霽月(せいげつ)」で使用できる参拝室の1室。


こちらが1つ上の契約タイプ「令月(れいげつ)」の参拝室。

「愛」の銘板がある参拝室は、「心月」タイプの参拝室です。

「心月」タイプは、3階と4階の参拝室をすべて利用することができます。
また、和室タイプの参拝室もあり、自宅で供養しているような気持ちになれます。
壁には竜山石(たつやまいし)が使われています。


最上級の契約タイプ「天満月(あまみつき)」の参拝室。
スペースとしてはかなり広く、リビング18畳くらいの広さです。
壁には1F受付カウンターと同じ庵治石(あじいし)が使われています。


「了聞」では、装備のひとつひとつが、本物を追求した造りになっています。
こちらは建築家、竹原義仁氏が手掛けた組子。

5階のフリースペースの家具は、参拝者が自由に利用できます。
家具は、FINN JUHLのペリカンチェア。

7階ラウンジの家具はイタリアのカッシーナ・エスクーシ製です。

利用者は自由に好きな飲み物を取り出して飲めるようになっています。
寺院で行う法要では一般的な、お茶入れなどのわずらわしさがありません。

本堂の様子。
こちらは阿弥陀如来像。


本堂には代々伝わる天誉了聞上人像が祀られています。

仏具がくっきりと映り込むほど磨き抜かれたフロア
こちらは床もみじをイメージして造られた漆塗りの内陣です。

最上級契約タイプ「天満月」の参拝者が利用できる、天満月サロン。
上質感あふれる空間となっています。


5階の「つきかげ」。

2階 客殿(法要室)。
浄土宗以外の宗派の方はこちらで法要が行えます。

骨壺もお好みのものを選べます。
価格帯もさまざまなので予算に応じて気に入った中から選べます。

2階和室の法要室。
分とく山さんから仕出し弁当を取り寄せ食べる、といったことにも利用できます。

月籠(つごもり:永代供養墓)。
万一、承継する方がいなくなった場合は、こちらの永代供養墓にて永代にわたり供養が行われます。

ロビーに飾られていた花。

玄関口には石造りの滝と水路がほどこされており、涼やかな空間を演出。

ほかにもこんなメリットが
以上、アフターライフレジデンス南麻布「了聞」の館内を見てみました。
いかがでしたでしょうか。
これまでの「納骨堂」のイメージを超える、まるでハイグレードホテルのような上質な空間であることがおわかりいただけたと思います。
寺院が運営母体ではあるものの、仏教を強く感じさせない空間なので、喪主世代の方々やご親族にも利用しやすいものとなっています。
都内に納骨堂はいくつかあるものの、アフターライフレジデンス南麻布「了聞」のように高級住宅街にあるのはごくわずか。
都心、だけど落ち着いた住宅街にある、というのは、最高の組み合わせですね。
利便性と静寂さを兼ね備えているのは貴重です。
また、ワンストップで法要ができるという便利さもメリットです。
「了聞」の担当者によると、「麻布・広尾界隈にお墓を持ちたい」という強い気持ち、将来のことを考えて、40代のうちからご契約をされる方もいるそうです。
「お墓の権利を手に入れるためのサブスク」なのだと考えると納得できます。
「了聞」は、契約者さまに対して、死後だけでなく、生前のうちから手厚いサポートを提供することもうたっています。
写経やお花、お茶などのワークショップ、趣向を凝らした四季折々の催しを開き、契約者さまや近隣の方にご参加いただくことで、お墓の提供以外の長く続いていく「つながり」を育んでいきたいと考えているそうです。

桜の花見イベントのもよう
さらに、アフターライフレジデンス南麻布「了聞」の桜の花見イベントご契約者さまは、遺書動画アプリ「ITAKOTO(イタコト)」を無料で利用できます。
「ITAKOTO(イタコト)」は、「大切な人に、動画で想いをのこそう」という思いから、ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんがプロデュースしたアプリです。
スマホで撮影して、URLを相手に共有することで、大切な人と簡単に遺書を共有できます。また、「了聞」に依頼して動画編集を行ってもらうこともできるそうです。
制作した動画は、葬儀や法要で流せます。
「了聞」で葬儀を行うことはできませんが、各種葬儀会社と提携しているため、葬儀会社のスタッフが24時間対応してくれます。
お墓のお引越し(改葬)を検討中の方でも、フルサポートを提供してくれるそうです。
最後に
こうやって体験してみると、アフターライフレジデンス南麻布「了聞」に遺骨を納めるということは、単に死後の居場所を確保するというだけでなく、生前から死後に至るまで、そしてそのあとも続く、長い年月のステータスを確保する、という意味合いもあるのかも。
名門ゴルフクラブの会員やブラック/プラチナカードの会員になるような感覚で、お墓を選ぶ時代になっている…のかもしれません。
「了聞」という信頼できる場を通して、故人と残された人たちが長くつながっていける――そう考えると、確保するステータスにはプライスレスな価値がありそうです。
アクセスについて
アフターライフレジデンス南麻布「了聞」のアクセスの詳細については、こちら公式ウェブサイトのアクセス情報をご確認ください。
電車で行く場合
東京メトロ日比谷線広尾駅 4番出口より徒歩3分。
車で行く場合
駐車場について
駐車場あり。
エントランス(外苑西通り沿い)にドアマンが常駐しています。
ドアマンに声をかければ、駐車場まで誘導してもらえます。
施設情報
名称:アフターライフレジデンス南麻布「了聞」
住所:東京都港区南麻布5-1-4
電話番号:0120-149-208(9:00-18:00)
