つくばの科学万博記念公園のイチョウ並木が、まるでヨーロッパのような美しさ

【今年の秋はつくばでイチョウ並木を見よう】イチョウ並木の黄葉で有名な、茨城県つくば市の科学万博記念公園。茨城の黄葉インスタグラマーの聖地でもあります。
Autumn foliage and ginko trees in Tsukuba EXPO 85 Memorial Park.
Tsukuba, Ibaraki, Japan

今年ももうすぐ紅葉のシーズンですね。
紅葉も美しいですが、私はイチョウに代表される黄葉の静謐で美しい佇まいも好きです。
休みの日には足を伸ばして、少し遠くの黄葉を見に行ってみてはいかがでしょう?
きっと新しい発見があるはず。
そのスケールとイエローの美しさに圧倒されること、まちがいなしです。
東京ほど見物客であふれかえっていないのも、郊外のイチョウ並木をお勧めする理由です。
いったん、田舎や郊外のイチョウ並木に見慣れてしまうと、東京の名だたる黄葉の名所を見ても、イチョウの木が栄養失調気味で幹や枝に力強さが感じられず、物足りなく感じるようになりました。
今回私がイチオシするのは、茨城県はつくば市の科学万博記念公園。
つくばエクスプレスの万博記念公園駅から車で3分ほどのところにあります。
秋葉原駅からの所要時間は約1時間40分(万博記念公園駅からタクシー利用の場合)。
十分に日帰りで行ける距離です。
桜の花見にしても同じことが言えますが、首都圏の人たちは、「紅葉」だと遠くまで足を伸ばすのですが、「黄葉」となると近場で済ませがち。
なので「黄葉」=「混雑」という印象を持っていると思います。
でも、首都圏を少し離れてみるだけで、人混みがそれほどなくて、広々とした黄葉の名所がたくさんあります。
静かなイチョウの見どころスポットで、ゆっくり黄葉を堪能してみましょう。
…というわけで、科学万博記念公園に行ってきました。
科学万博記念公園は、1985年に開催された国際科学技術博覧会(つくば科学万博)のメイン会場だった場所です。
万博終了後に公園に生まれ変わりました。
イチョウ並木を見に行くなら、11月第2週ごろがお勧めです。


まるでドイツの森にいるみたい。

朝早く行ったので、ひと気がなくて、思い切り写真撮影ができました。

こちらがイチョウ並木。まるで夢の中にいるようにきれいで、静かです。

朝早く行ったのでひと気がありませんが、黄葉のシーズンになると大勢の人が訪れます。


茨城県南部でも特に人気のイチョウのスポットです。

ただただ美しい光景でした。


こちらは公園内のグラウンドのエリア。日中にはスポーツなどを楽しむ子供たちの姿が見られます。


公園内では「紅葉」も楽しめます。


敷地内はかなり広いので、すべて歩いて回るといい運動になり、リフレッシュできます。
公園内には、ほかに、「科学の門」(高さ10メートルのモニュメント。4方向から見ると、ニュートン、ガリレイ、アルキメデス、エジソンの顔が浮かび上がって見えます)、「ぼっちゃん湖」、全天候型テニスコート5面(予約制)、ハナショウブ園などがあります。
また、科学万博跡地の隣接するエリアには、筑波西部工業団地として、技術系企業の研究所などが建ち並んでいます。
科学万博記念公園は、桜の名所としても有名です。
3月下旬から4月初旬にかけて、ソメイヨシノはじめとする桜が咲き誇ります。
日本は美しい。
アクセスについて
- つくばエクスプレス(TX)の万博記念公園駅から行く場合:タクシーを利用(約3分)。
- つくバス谷田部シャトルから行く場合:バスで「科学万博記念公園」停留所下車。
- つくばエクスプレス(TX)のつくばセンター駅から行く場合: バス「谷田部窓口センター行き」に乗り、「科学万博記念公園」停留所下車(ただし本数は少ないです)。
詳細については、こちらじゃらんウェブサイトのアクセス情報をご確認ください。
駐車場について
24時間営業、料金は無料。
駐車場は約51台分が用意されています。
イチョウや桜のシーズンには混雑が予想されるため、駐車待ちになる可能性もあります。
朝早めに行くのがお勧めです。
駐車場は入り口が狭く、横に広がる形状をしています。
施設情報
名称:科学万博記念公園
住所:茨城県つくば市御幸が丘6
電話番号:029-856-1005
テニスコート:全天候型、5面、料金は2時間ごとに530円。インターネット予約が必要。
休館日:年中無休。ただし、テニスコートは12月28日から1月4日まで休館。
