Voicyですきま時間を利用した学びを

retro styled fm radio placed on desk

【すきま時間もかき集めればそれなりの量に】ここ一年ほど音声配信アプリVoicyがお気に入りで、すきま時間を利用して毎日聴いています。一日当たりの視聴時間はたぶん1時間にもなりませんが、一年続けてみると、けっこういろいろなことが学べた気がします。

retro styled fm radio placed on desk
Photo by Skylar Kang on Pexels.com


ちょうど一年前の今ごろのこと。

音声SNSのclubhouseが突如登場して、とても話題になりました。

私も一部の友人らも、次々と招待しあって、彗星のごとく登場して話題になった、このアプリを利用するように。

...今も使っている人いますか? clubhouse。

私は1月にスタートして2月、3月、4月と聴いていましたが、ゴールデンウィークになる頃にはすっかり聴かなくなってしまいました。

…今どうなっているんでしょう?

clubhouseを聴かなくなってしまった理由は、主に以下のとおり。

① 表示されるトークルームの質がどんどん低下していった。(これは私の側の設定の問題かもしれませんが…)

② モデレーターが上手にファシリテートできる人でないと、会話が混とんとしてくる。話にまとまりがなく、だらだらした感じになる。

③ 自分が知り合いとグループをつくって利用するなら、楽しいし便利だけど、知らない他人の内輪話を聴くのは、よほどその話の内容がおもしろいか質が高いのでないと、つまらない。

④ 話がきちんと構築されていないので、話のポイントを短時間でサクっとつかむことができない。時間が無駄になることが大半だった。


あまりに使っていないので、いま久しぶりにアクセスしてみたら、使い方忘れてました…(笑)


ちょうどclubhouseに飽き始めていたころ、clubhouse上で堀江貴文さんが新しくつくったという別の有料制アプリを宣伝していました。

ZATSUDANというアプリでした。


ZATSUDANは月額1500円(税込み)で利用できる、有料音声アプリです。

ホリエモンが各界の著名人を呼んできて対談をするというもので、特定の分野で活躍中の著名人の話が聴けておもしろそうだったので、その後clubhouseからZATSUDANに切り替えて利用するようになりました。

clubhouseのように一般人の話を聴くよりは、活躍中の著名人の方が話の内容がおもしろかったこと、話にまとまりがあって聞きやすかったことなどから、以後clubhouseはまったく聴かなくなってしまいました。




しかしこのZATSUDANも、数か月後にはサービス利用を停止することに。

理由は

① 参加者の話はおおむねおもしろかった。だけど、ホリエモン自身が食の分野に興味があることから、レストラン経営者や調理人など、飲食分野の人のトピックが多かった。食に全く関心のない自分にとっては、その時間は退屈だった。

② ホリエモンの話が聴きたくて加入したのに、肝心のホリエモンの回は時間が短かくて一瞬で終わってしまうときもあった。

などです。

ちょうどその頃、自分がTwitterでフォローしている人が、音声配信アプリのVoicyでの情報発信を開始したところでした。

調べてみるとホリエモンや勝間和代さん、ちきりんさんなど、ネット上の著名人もVoicyで発信していることがわかりました。

以来ずっとVoicy一筋の生活を送っています。

私はプレミアムサービスも利用していますが、プレミアムサービス以外は無料で視聴できます。


私にとってVoicyは、以下の点でclubhouseよりすぐれていました。

① 取り上げているテーマが刺激的で興味の持てる分野だった。

(clubhouseは悪貨が良貨を駆逐するというか、くだらないテーマが良質なテーマを駆逐していった…というところが残念でした。メンタル系とかスピリチュアル系がどんどん増えていった感じで。私がフォローしていたのは、決してスピリチュアル系の人ではなくて、ビジネス系、投資系の人が多かったのですが。(これも単に私の側の設定の問題なのかもしれませんが…)

② 発信者が、単なるおしゃべりや雑談ではなく、「私の意見や知見を伝えたい」という熱い心と強い意志をもって発信にのぞんでいるので、話の質が高い。そもそも発信者はある程度の台本を用意してのぞんでいると思われる。

③ 一本の配信時間が数分と制限されているので、話がまとまっていて、すきま時間に聴きやすい

④ 自分の興味ある分野の知識を短時間でサクッと得ることができる。

⑤ 服を着替えているとき、歯を磨いているとき、電車を待っているとき、道を歩いているとき…こんなすきま時間を利用して、自分が関心を持つ分野の人から、有益な情報を得られる。これはありがたいことです。しかも音声なので、その間用事を片したり、目的地に向かったりすることもできます。聴くだけで、こちらが話す必要はないので「ながら」で利用できるのも便利。

⑥ 一日数分でも、同じ人の配信を一定期間、毎日聴くことによって、その人の考え方や人となりを知ることができる。

⑦ コロナ渦にあって外出もままならず、友人に会いづらい時期に、いろいろな人の話を毎日好きな時間に聴けるのは、とてもありがたくしかも有意義。

…と、ざっとこんな感じです。


とにかく歯を磨く時間など、駅に向かって歩いているときなどがいい例で、これまでぼーっとして何も考えていなかった「すきま時間」に「何か新しいことを学べる」ことは、大きな前進です。

「ラジオと同じじゃない」と言われれば、確かにラジオに近いのですが、Voicyだと自分の好きな人の話だけを選んで集中視聴できるのがメリットですね。


ちなみに私が現在フォローして、毎日視聴しているパーソナリティーは、以下の人たちです。

① ちきりんさん(いわずと知れた社会派ブロガー)

② 中島聡さん(シリコンバレー/ハワイ在住の伝説のエンジニア。シリコンバレー/ハワイ発でハイテク分野最前線を語ります)

③ 10分で決算が分かるラジオ(妄想する決算)(不気味におもしろいキャラの男性が2倍速の超早口で企業の財務情報と未来への妄想を語るアカウント)

④ マナブの引きこもりラジオ(海外在住のマナブさんがビジネスやブログ作成・運用や仮想通貨について語るアカウント)

⑤ 勝間和代さん(自分が使ってみたガジェットについて語ってくれます)

⑥ ホリエモン(時事ネタなど。あまり配信されていないようです)



こんな感じです。いまはこの6人のパーソナリティのトークを移動時間などに聴いています。




clubhouseにはじまって、ZATSUDANVoicyと、音声アプリ遍歴を経て思うのは、自分はいかに「耳」という機能を活用していなかったかということ。

かつて車をよく運転していた頃には、CD(レトロですね)で音楽やオーディオブックなどを聴いていました。

でもここ最近は、スマホや書籍、パソコンなど、目から入る文字情報がほとんどで、すっかり目に依存していました。

耳から何かを得る、ということを長らくしていなかったことに気付きました。


でも本で読んでもわからなかったことが、授業に出て説明を聞いてみるとすっと頭に入ってくるように、音声配信は私の頭にすんなり入ってきますし、入ってきた情報はけっこう記憶に残るのです。

それにさまざまなすきま時間を活用することで、けっこうな量の学習ができることもわかりました。

これは大きな発見でした。


みなさんもぜひすきま時間と音声アプリを活用して、何か新しいことを学んでみてはいかでしょう。

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Photo by Skylar Kang on Pexels.com






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