江之浦リトリート凛門で「引きこもりステイ」はいかが?

【海を見下ろす心のリセット・プレイス】小田原は太平洋を見下ろす山あいに建つ、「江之浦リトリート凛門」。海が見える静かな隠れ家ホテルで、身も心もリセット。2021年6月にオープンしたばかりの新しいホテルです。
“Enoura Retreat Rimon” is a “retreat” hotel that will heal your body and mind in a timeless, comforting environment. The hotel is located in the rugged mountainous area in Odawara, Kanagawa, overlooking the Pacific Ocean. It has just opened in June 2021.

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コロナ疲れを癒したい、されど友人を誘って旅に出られるほど、まだ落ち着いた状況ではないし。。
でも思いっきりのんびりしたいな――。
そう思っていたら、偶然に、SNSを通じて新しくオープンしたばかりのこのホテルについて知りました。
湘南からすぐ行ける距離で、しかもなんだか「隠れ家ぽい」ところがいい!
さっそくネットで調べてみました。
ざっと見たところ、旅行サイトでは一休が取り扱っていたので、一休を利用して予約を入れてみました。
「江之浦リトリート凛門」は、JR東海道線の根府川駅にあります。
根府川駅は、小田原駅から(東京からみて)二つ先の駅です。
根府川駅って、降りるのはじめて。
どんなところなんだろう。。
何と、電車を降りると目の前はいきなり太平洋!

線路の向こうはいきなり太平洋




JR根府川駅のかわいい駅舎
ホテルのスタッフがJR根府川駅まで車で迎えにきてくれました。
駅からホテルまでは車で10分足らず。
山道を登っていくので、車がないと厳しいでしょう。
ホテルは山道を登り切ったところにありました。
ここが入り口です。


ホテルの部屋に向かいます。






私が滞在したのは1階の「湯治ルーム」でしたが、実際には2階くらいの高さに位置していました。窓の外の緑が目に入ります。
心が解きほぐれるよう。
滞在したときはちょうどコロナ禍で、友だちに会うのもままらなかったとき。
ひとりで静かに引きこもれるところを探していました。読みたい本をいくつか携えて。
「ここならきっと引きこもれる…」そんな思いを抱いてやってきましたが、まさに「隠れ家」にふさわしいホテルでした。
ホテルは「リセット・プレイス」「デジタル・デトックス」を謳っています。
部屋には時計がありません。灯りもあまりありません。
。。。夜になったら寝るだけ。
仕事やいろいろなことを忘れて、ゆっくり休んでもらうためなのでしょう。
プライバシーも十分に保たれていて、私が宿泊したときには、大浴場や食事の時間を上手に配慮していただいたためか、ほかの宿泊客の声は聞こえても、姿を見ることは一切ありませんでした。
ただし、WiFiはもちろんありますので、ご心配なく。
ホテルのアメニティはこんな感じでした。

宿泊したのが夏のさなかで、このハーブティーのうち2種類がつくられたものが冷蔵庫の中にポットに入って用意されていました。とても冷たくて涼やかな味で、到着早々身体がととのっていくのを感じました。。




MILLENNIUM ORGANICSは、イタリアはトスカーナ発のオーガニック植物原料を使ったヘアケア&ボディケア・ブランドです。
ホテルに着いたら、外のテラスに行くのも忘れずに。
著名な外国人建築家が「東洋のリビエラ」と称えた絶景を一望できます。








テラスでティータイムを楽しみました。


こちらは地元のミカン畑からのオレンジ。小田原にはあちこちにミカン畑があります。
このラウンジから眺める夕暮れが、また格別だそうです。
私は部屋でのんびりしすぎて、すっかり忘れてて、見逃してしまいました。。。残念。
私が滞在した「湯治ルーム」は。お風呂なしのシンプルな部屋ですが、ホテルには大浴場があります。
残念ながら写真はありませんが、石と木を組み合わせたモダンなお風呂でした。
「江之浦リトリート凛門」の目玉となるのが、「ルフロ湯治」。
大浴場に隣接した、岩盤浴ミストサウナです。ミネラルがたっぷり入ったミストなのだそうです。
渡された館内着に着替えたら、その格好のまま、ミストサウナに入って、砂利のような岩盤の上に横たわります。サウナは温度40度に設定してあります。
「腹ばいになって、岩盤でお腹を温めるのを忘れないでくださいね。内臓を温めると身体の働きがよくなるんですよ」と、スタッフから教えていただきました。
ミストサウナに10分入ったところでスタッフが呼びに来ます。レモンの入った冷たいミネラルウオーターが身体に浸み込むよう。これを飲みながら、休憩室で10分休みます。これを1セットとして、合計3セット、全部で1時間ほどで、岩盤浴ミストサウナは終了。
身体中の毒素と疲れが、大量の汗とともに排出された感じ。
身も心もすっかり「ととのった」、素敵な滞在でした。
食事は、地元小田原の食材をふんだんに使った和食でした。(写真は朝食)


土鍋で炊いたごはん







小田原は北は秦野、南は海に面していて、面積がかなり大きく、山の幸にも海の幸にも恵まれているとのこと。
豊富な食材をふんだんに使った料理に感嘆しましたが、これらの食材のほとんどは小田原産とのこと。
神奈川の農業市、小田原の実力を改めて実感したのでした。
「江之浦リトリート凛門」がこれまでに滞在したどのホテルともちがったのは、スタッフの人たちの気さくさと気遣い。まるで以前からの友だちみたいに親しく気さくに接してくれるスタッフとのおしゃべりが楽しくて、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
スタッフの心遣いも細やかで、プライバシーも配慮されているし、実に居心地のよいホテルでした。
ホテルを発つ瞬間から、また次に来るプランを立てたくなる。。そんなホテルでした。
絶対にまた来よう!
日本は美しい。
周辺の観光スポット
ホテルから歩いて行ける観光スポットには、以下があります。
それぞれのスポットについてのレポートも、おいおいブログに追加していきますね。
小田原文化財団江之浦測候所 (事前予約制)

現代美術家、杉本博司氏が、もともとみかん畑だった小高い丘の上に「構想10年、工事10年」をかけて、子どもの頃の原風景を「表現」した、広大なアート複合施設。敷地はかなり広く、全体を歩いて見て回るには2-3時間は必要です。事前予約制。
Saddle Back(サドルバック)

切り立った崖の上から太平洋を眼下に見下ろす、絶景カフェ。一度は行っておきたい、すばらしい眺め。テラスからは、カフェの店主が経営する「サドルバック牧場」も見えます。JR根府川駅からは遠く、車で行くのがおすすめです。テラス席は犬同伴でもOK。
ミカン畑

まだ実は青いですが、ミカンの木です
小田原は神奈川県でみかんの収穫量が最も多いところ。一年を通して柑橘類が栽培されています。江之浦では温暖な海沿いで温州みかんの栽培が盛ん。あちこちにミカン畑があります。
江之浦港

ホテルから山道を道なりに30分ほど下っていくと江之浦港に出ます。
釣りファンには知られた釣りスポットらしいです。
江之浦リトリート凛門
アクセスの詳細については、以下をご覧ください。
ホテルに事前予約をすれば、JR根府川駅まで送迎してもらえます。ホテルにチェックインする前に江之浦測候所を見学する場合は、江之浦測候所の送迎バスもあります(予約が必要です)。

👇予約は一休で👇