ドライアイの対策、治し方、緩和方法は?

【在宅勤務でドライアイがつらくなる】在宅勤務や会社でのパソコン作業。長時間パソコンをにらみながら仕事をしている人、ドライアイに悩まされている人が多そうです。私も長年ドライアイに悩まされてきました。ところが、あんなに悩まされていたのが、今ではほとんど悩まなくなりました。私の試行錯誤の記録と解決に至った方法を、順を追ってご説明します。

以前ブログで紹介した「眼圧リセット」の記事。
おかげさまで好評でした。
もしかして眼のトラブルに悩まされている人、意外と多いのでは?
そこで今回は、長年頑固なドライアイに悩まされてきた私が、どうやってドライアイの悩みから解放されていったか。。についてご説明します。
私は仕事のため、毎日7-8時間はパソコンに向かっています。
さらに、いまではプライベートの時間でも、タブレットをかなりの時間眺めています。。
一日3-4時間くらい?
スマホはほとんど見ません。
一日の睡眠時間が7時間として、起きている時間が17時間。
このうち11時間、細かい字を読んでいるのだとしたら。。
眼を使っていない時間は、一日の起きている時間のうち、わずか6時間。
さすがに眼の使いすぎだ~と反省しましたが、
とにかく、毎日、眼を酷使しています。
ブログを書くようになってからは、眼を使う時間がさらに増えてます(涙)
とにかく、そんなわけで、ドライアイには長い間悩まされてきました。
特に、今の仕事をはじめてから、ドライアイは悪化する一方。。
朝起きると眼球が乾いて「バリバリになってる感」があるんです。
ふだんコンタクトレンズを装用していますが、レンズが乾いた感じになるのも不快です。
ドライアイの原因には諸説ありますし、また人によってさまざまでしょう。
私の場合は、パソコンを凝視してまばたきが少なくなってしまっているとき、睡眠不足のときに、症状が悪化したような気がします。
また季節によっては、扇風機やクーラー、エアコンを使っているときも眼の渇きに苦しみました。
よって、少しずつ、ネット上の情報などをもとに、以下の5つの方法を試してみました。
(その1)ホットタオル

ドライアイを治すには、とにかく眼を温めることが大切。
ネットにあったホットタオルの方法が、簡単にできてしかも効果があるので、お勧めです。
やり方は簡単。
水に濡らしたタオルを畳んで、電子レンジに入れて、1-2分温めるだけ。
電子レンジから取り出すときには、タオルはかなり熱くなっているので注意が必要です。
これを閉じた眼の上にかぶせて横になります。。。
ぜひ試してみてください。
とても気持ちがいいです!
眼の血行がよくなってくるのが感じられます。
よくレトロな喫茶店でおじさんが出された蒸しタオルで顔を拭き拭きしてますよね。。
拭きながら、ほかほかとすごく気持ちよさそうにしてますよね~。
あれまさに「ホットタオル効果」ですよね。
(その2)花王 「めぐりズム」シリーズ

テレビコマーシャルやドラッグストアでおなじみの、花王の「めぐりズム」シリーズ。
人気シリーズで、いまではいろいろな商品が出ていますが、ドライアイによいのは「蒸気でホットアイマスク」でしょう。
眼を温めて血行をよくする、という点では、上記のホットタオルと原理は同じ。
ホットマスクの準備をするのが面倒な人は「めぐりズム」を用意すればいいし、ドラッグストアに行く時間がない人、今すぐドライアイをどうにかしたい人は、ホットタオルで充分だと思います。
私個人はホットタオルの方が、「アッツアツ」の分だけ、即効性があるように感じました。
(その3)ホットシャワー

次の方法も簡単です。
入力するときに、温かいシャワーをまぶたに数分かけるだけ。
水圧は強くしすぎず、温度も熱くしすぎないことがポイント。
お風呂の中の温かさとあいまって気持ちよさ抜群です。
しかも、浴室内の蒸気はドライアイに効果があると言われています。
(その4)JINS MOISTURE


「眼の潤いをキープする、タンク付き保湿メガネ」をうたう、JINS MOISTURE。
メガネレンズの斜め上、つるの始点の位置(写真参照)につけられたタンクにスポイトで水を入れることによって、メガネ内部の湿度を一定に保つという、画期的なメガネです。
「こういうの、あったらいいな~」とずっと願っていたメガネを、JINSがまさに形にしてくれた感じ(どうもありがとう!)。
これが発売になったときは、すぐさまJINSに行って買い求めましたね。
以来、仕事のパソコン作業中は、このメガネをかけてパソコンを見ていました。
(現在は以下の(その5)の方法により、ドライアイに悩むことがほとんどなくなったので使用していません。)
それまで仕事中にドライアイがつらくなって何度も目薬を差したり眼を休めたりしていたのが、JINS MOISTUREを使い始めたら、ずいぶん楽になりましたね。。
メガネが若干重めなこと、下を向くとタンクから水が漏れて、書類などが水で濡れること。。などの、欠点はあります。ただし、文書もほとんどがプリントアウトした紙ではなくて、パソコンの画面上で確認するようになった昨今。私はこれらで困ることはありませんでした。
JINSには本当に感謝しています。
JINSは、ただのメガネメーカーではありませんよね。
眼にまつわるイノベーションを生み出す企業ですよね。
ユニクロがただの衣料メーカーでないのと同じ。
(その5)眼科に処方してもらう目薬

私はこの方法でドライアイの悩みから、ほぼ解放されました。
実に基本的な方法ですが。。眼科に行って目薬を処方してもらうというものです。
実はその前に、ドラッグストアで市販のドライアイ用目薬を買ってきて、10年ほど使用していました。。でも効き目としては今ひとつ。
点眼した瞬間は、症状は緩和するのですが、その後また症状が出るといった感じ。
私の場合は、眼科で診察してもらった上で処方してもらう目薬の方が、自分個人の症状にあっているのか、効果がありました。
眼科で処方してくれるドライアイ用の点眼薬は、ヒアルロン酸系となります。
最初に処方してもらったのが「ヒアレインS」という点眼薬でした。
こちらを2年ほど使用しました。
効果はあったのですが、残業などが続き眼を酷使しすぎたことから、やはり眼球のカサツキ感は続きました。あと猛烈な眼の疲れと。
そこで2年ほど経過して、眼科のかかりつけ医に相談して、別の目薬に変えてもらいました。
その目薬がこちらの「ジクアス」です。

この目薬がすごく自分に合ったのか、以後、同じ仕事を続けているにもかかわらず、ドライアイに悩まされることはほとんどなくなりました。
今ではJINS MOISTUREも使用していません。
毎日朝起きたときと、仕事中と、夜寝る前の3回、「ジクアス」を点眼しています。
(目薬の点眼回数については、ご自身のかかりつけ医の指示にしたがってくださいね。)
ちなみに、かなり前に、「防腐剤を使用していない目薬」として、「ソフトサンティア」という点眼薬を処方してもらって使っていた時期もありました。防腐剤なしということで安心な点眼薬で、点眼すると痛みは緩和されるので、効果はありました。
ただひんぱんに点眼しないと効果が感じられないこと、いちど開封したら一定の期間内に使い切ってしまわないといけないことから、私の場合は使いづらく、結局いまは「ジクアス」に落ち着いています。
ちなみに、一時期、サプリメントでドライアイを治そうとした時期もありました。
ブルーベリーやルテインなど試してみましたが、あまり効果を実感できませんでした。続けられずに、やめてしまいました。
最後に、何よりも、充分な睡眠を取ることこそが、
ドライアイの予防・緩和につながります。
ぐっすり寝て、あなたの眼にも、しっかり休んでもらいましょう!
仕事や生活のオンライン化が進み、またスマホの利用時間の増加に伴い、
私たちの目は酷使される一方。
眼球たちは悲鳴を上げているにちがいありません。
上記のアドバイスで、みなさんが、眼の悩みから解放されますように。
また、紹介した方法は、あくまで私に効果があったものです。
効果には個人差があると思います。
ドライアイに悩んでいる方は、まず、眼科にご相談いただくことをお勧めします。
(なお、私自身が強度近視なこと、このブログの訪問者に中高年が多いことを想定して、あえて大きめのフォントを使用しています。)
